ケアマネージャーの皆様から、成年後見等についてのご相談を受けることがあります。
多くの場合、利用者さんに経済的な余裕がなく、ケアマネージャー様が多くを抱え込んで東奔西走していらっしゃる中でのご相談です。利用者さんに経済的余裕があれば、必ずや「誰か」がついていらっしゃることでしょう。
仕事柄、医療法人や社会福祉法人の事務担当者の方にお会いする機会が多いのですが、人事担当の方は、決まって「本業以外の雑務を抱えてしまっていて効率がよくない」と言うお話をなされています。
一方、そのような雑務を専門職に依頼しようとすると、やはりそれなりの報酬が必要となります。ですので、利用者さんの財産状況をご存じのケアマネージャーさんはどうしても自分で動かざるを得ないケースが出てくるでしょう。
資格者の社会的使命
そのようなケースに心当たりがおありの場合、一度当職までご相談ください。面談できる地域であれば面談でのご相談も致します。遠隔地の場合、お電話でご相談頂いてもかまいません。仲間を通じてその地域の行政書士やその他の専門職をご紹介できるかも知れません。
我々は、専門的知識を有し、それをもってお客様に貢献することで報酬を頂戴することを生業をしておりますが、一方で、専門的知識を活かして社会に貢献する責務もあると当職は考えています。
一人で全てを抱え込んでしまっては時間的な負担だけでなく、精神的にも相当疲労なさるでしょう。二人で話し合えば負担は二分の一、三人で協力すれば三分の一になります。
協力することで知恵が生まれるかも知れません。当然、相談料と言った類の報酬を頂戴することはございません。それは、「無料相談」なる種のインセンティブではなく、専門資格者の社会的責任に基づく当然の仕事と考えるからです。
中には、「どこに相談したらいいのか」と言うスタート地点から方向性が見えず、いろんな処を相談に回っていらっしゃったケースもありました。
当職にご相談頂くことで、行政庁の相談窓口などをご紹介することもできるでしょう。税金をふんだんに使って天下りをさせているだけあって、様々な相談窓口が用意されています。それらを上手に利用しながら、問題点を整理し、解決の糸口を見つけるお手伝いをするこができれば、当職も資格者の端くれとしてそんなに嬉しいことはありません。
お一人で抱え込むことなく、ご遠慮なく、どうぞお気軽にご相談ください。