今日は、雷から身を守る方法について、ウィキペディア等の記述を交えてご紹介致します。
ポイント
・落雷から身を守る最も効果的な方法は、屋内に非難することである、と言える。
・雨をしのぐ目的も兼ねて木の下に待避するのは絶対に危険である。
まずはリンクの紹介から
今日の記事は、自己の知識の記述もありますが、大半はウィキペディアの「落雷」からの引用です。ですので、先にリンクを掲載しておきます。
落雷と感電
この項目は、私の知識と個人的な理解の記述であることを最初に明記します。
まず、落雷時に見える稲妻は、つまり電流が見えている状態である。次に、電流はより伝わりやすい処を通る性質がある。また、空から落ちてきた落雷のパワーは地面に放出されることになるが、その過程で、落ちた物の側にある物を通ることがある。
つまり、落雷時、直撃した物の近くに人がいれば状況によっては感電することがある、と言える。
落雷から身を守るには
では、落雷から身を護るにはどうしたらよいのでしょうか?
ウィキペディアを読むと、現実的には屋内や自動車への避難が選択肢になってくるでしょう。自動車は接地面はゴム素材であるものの、金属であるため電気の伝導性は高く、危険性が少ないという趣旨の記載があります。これは、電流がより伝わりやすい処を通る性質があるためという理論的な理由の他にも、自動車は車高が低いため、直撃しにくいというメリットもあるでしょう。
一方、屋内避難については、壁やテレビからは離れた方がよい、と記されています。つまり、電気が通りそうな処からは離れる、と言うことですね。
屋外で落雷にあったら
実は、今日この記事を書いているのは、大阪で落雷による死亡事故が発生したからです。
落雷時には雨が降っていることが多く、雨宿りする意味でも、木の下に待避される方がいらっしゃいます。しかし
落雷時に、木の下に逃げることはとても危険なので、絶対に避けるべきです。
何故なら、人よりも樹木の方が電気抵抗が大きいため、人の方が電流は通りやすい。空高くから落ちてくる電流が樹木からすぐ側の人に飛び移るのはたやすいこと。なので、樹木の側は危険極まりないスポットなのです。
雷は高い物に直撃するので、やむを得ず屋外で避難する場合、そこから少し離れて避難するのが賢明です。その方法については、上述のウィキペディアのリンクが参考になるでしょう。
落雷から身を護る最も簡単な方法
しかし、落雷にはもっと簡単に身を守る方法があります。雷はいきなり落ちてはきません。雲行きが怪しくなり、遠くでゴロゴロと鳴り始めたら、それが避難のサインです。その時点で安全な場所を確保しておけば、高い確率で身を守ることができます。
まとめにかえて
毎年のことですが、夏の行楽シーズンには、川遊び、海、落雷、パチンコ店駐車場での乳児放置で悲しい事故や事件が起きています。「ウチは安全」とか「私は大丈夫」という思いこみこそが、そのような事故の根本原因であると言えるでしょう。
安全を維持するためには、その場所に応じて必要な対策をしなければなりません。お兄ちゃんやお姉ちゃんに小さな兄弟を任せてはいけないのです。
「雷で木の下はNG」
是非、バーでネタにして、多くの方々に「高い木の下は安全」という誤った理解を改めて頂くよう啓蒙活動していきましょう。