本稿では、次のようなトラブルに対してシューティングを行う方法について共有します。
Outlookでアカウントが作れない
- エラーが出て前に進めない。
- 詳細設定の画面にたどり着けない。
- よく分からないがアカウントが設定できない。
- 自分で手動で設定を行いたいができない。
この方法で、8割は解決できます。
- Outlookがインストールされていることが前提です。
- 手順通りに進めて、サーバー設定は各自ご確認ください。
プロローグ(読み飛ばせる部分)
お客様から、メールアカウントが設定できないのでやってくれとご連絡がありましたが、ウチは行政書士事務所です。
とはいえ、これもサービスの一環、馳せ参じて無事設定を行いました。
Windowsはどんどん便利になっているようで、その便利さがかえって不便に転じてしまうこともありますね。特にこのアカウント設定は、詳細設定にたどり着けず苦戦するケースがありますが、インターネット上にはなかなか最適解が掲載されていません。
ということで、弊所がその最適解をご提供しようというのが本稿の趣旨になります。
作業の流れ
作業の流れはとても簡単です。
1.コントロールパネルを呼び出します。
2.ユーザーアカウントに入ります。
3.メール用のアカウント設定箇所があり、そこに入ります。
4.プロファイルがなければ新規作成します。
5.手動設定を選択します。
6.「POPまたはIMAP」を選択します。
7.見慣れが画面が出てきますので、そこでアカウントを詳細に設定していきます。
1.コントロールパネルを呼び出します
上図のように、左下の検索バーに「コントロールパネル」と打ち込みましょう。
すると右上に「コントロールパネル」という名のアプリ名が表示されますのでクリックします。
2.ユーザーアカウントに入ります。
表示されているメニュー群の中から、上図のように「ユーザーアカウント」を選択してクリックします。
3.メール用のアカウント設定箇所があり、そこに入ります。
お持ちのパソコンにOutlookが入っていれば、上図のようにOutlookのアカウント設定項目が表示されますので、それを選択してクリックします。
4.プロファイルがなければ新規作成します。
まだアカウントを設定していない場合、プロファイルが作成されていませんので、任意の名前でプロファイルを追加します。日本語でできるのかもしれませんが、ここは半角英数字を使うのが無難でしょう。
私はThunderbirdを使っておりますので、上図のようにOutlookのプロファイルは何も存在していません。ですので、まず「追加」をクリックして小さな「プロファイルの追加」ボックスを出して、プロファイル名を入力し「OK」をクリックすると、自動的に次の画面に移ります。
5.手動設定を選択します。
この画面では、手動設定を選択してさっさと次に進みます。
6.「POPまたはIMAP」を選択します。
この部分のスクリーンショットは割愛していますが「POPまたはIMAP」という選択項目が中段にあるはずですので、それを選択して次に進みます。
7.設定画面
ここで見慣れた設定画面が出てきました。アドレスやサーバーなど、一通りの設定をすると右下の「詳細設定」ボタンがアクティブになってクリックできるようになります。
そこまで進むと懐かしの「Outlook Express」から大して変わっていない?詳細項目が設定できます。
まとめます
いかがでしょう?
おそらく「これこれ!」という画面にたどり着かれたのではないでしょうか。
この裏ルートは、出稿にあたって自分でも探してみたのですが、検索にはヒットしませんでした。アウトルックのアカウント設定が上手くいかないケースでは、詳細設定さえ開ければできるのに!!!というケースが多いと推測します。
ただ、何故かWindows10はそこまでたどり着かせてくれない。もうちょっとユーザーを信用してくれてもいいのにな、と思ってしまいますね。
今ウェブをリニューアル中でシェアボタンまだつけてないのですが、有用な記事と思いますので「助かったよ」という皆様は是非シェアお願い致します(思いのほか文字数が少なくなったので検索にかかるのも苦労しそうです)。