今日は、毎年桜の時期に岡崎の疎水で行われている十石舟の運行が夜も始まる、と言うお話しです。
<ポイント>
・とにかく並ばなければならない。
・予約はできず、当日券の購入となる。
・当日券は、岡崎の船着き場で発売される。
・発売開始時間は、原則9時15分だが、繁忙期は8時45分から舟が運行される場合もあり、その場合、発売開始時間は早まる。その場合、何時開始かは明確にはわからない。
1.岡崎の十石舟
岡崎の十石舟は、京都観光の春の名所になった感もあります。岡崎にある、京都市動物園裏の疎水を発着地点として、夷川ダムまでの琵琶湖疎水をゆっくり走ります。周囲は左右とも桜なので、往復とも桜を楽しむことができます。
2.遂に登場!夜の十石舟
この十石舟が今年から夜間も運航されることになりました。ライトアップされるので、昼とはまた違った趣があることでしょう。夕暮れ時はライトアップと水面の桜の双方を楽しむことが出来ます。京都市のホームページに掲載されている写真はとても美しく、昼に乗ったことのある方でも再チャレンジの価値はありそうですね。
3.乗船券の入手方法
ところで、この十石舟に乗ったことのある方はご存じと思いますが、乗るためには、船着き場で当日券を入手する必要があります。予約はできません。
そして、この行列は、相当なものがあります。運行は原則9時30分からですが、桜が咲いていれば週末は恐らく8時45分から運行が始まります。となると、チケットの販売は8時30分からになりそうですが、主催者に電話で確認した処、行列が多ければ早くから販売を開始するらしいです。ですので、一番早ければ8時頃の販売開始もありえる、と思っておいた方がいいでしょう。
4.夜間運行のチケットはいつから買えるのか
夜間運行のチケットも、当日の朝一番から発売されます。販売方法は、15分毎の出航時間のうち、空席の時間帯であれば、いつでも買うことができます。ですので、8時に並んでも、午後7時のチケットを買うことができることになります。
5.地元人としての経験談
私はこの十石舟に2度乗船したことがありますが、いずれも9時前には券売所に行っています。あまりの列に並ぶ気をなくされるかも知れませんが、案外早く進みます。
そして、これは経験であり、一概には言えませんが、昼間運行のみの時は、お昼には全てチケットは売り切れていました。
6.有益な情報
京都市の公式ホームページです。
京都市の公式ホームページからもアクセスできるPDFファイル
です。
二つ目のリンクに、「当日の運行状況お問い合せ先」として、携帯電話の番号が記載されています。当日、無駄足にならないためにも、午前中の遅い時間から並ぼうとされる場合は、事前に券売状況を確認しておかれることを強くお勧めします。
ただし、万一、確認せずに足を運ばれて券が買えなかったとしても落ち込むことはありません。上から眺める桜も、インクラインの桜も、十分に美しく、京都の桜を満喫することができます。