梅雨なんだか、梅雨じゃないんだか、よく分からない6月の天候ですが、そんな6月もいよいよ下旬。今日は、「夏の京都を楽しむ5つのポイント」と題して、夏の京都観光を考えます。
- 「アチーーー」はもう楽しむしかない。
- 「アチーーー」からこそ楽しさ倍増のあれこれ
- 宿泊のマストイベント
- 暑くてもやっぱり…
- ベテランさんにも新鮮な…
と言った感じの、みやこ事務所的、夏の京都大特集です。
1.京都の夏は暑いものなんです!
そう、京都は暑い!!盆地特有と言われますが、市民にとって科学的な根拠などあまり意味はありません。とにかく暑いっっっ。
汗もかくし、心地よくはありません。でも、もうそれは「京都は暑いものなんだ!」と頭を切り替えて、暑さ自体を楽しんで頂きたいです。
最近は体験型のツアーが流行っていますが、この暑さ体験は無料サービスです。「この暑さ、やっぱ京都どすな~」、「ホンマとことん暑いよね~」と少し京都弁をまじえつつ話しながら歩けば楽しさ倍増間違いなし!!
2.暑いからこその「!」がある
京都は暑い!
だからこそ楽しめる「!」があります。
私がおすすめするのは、午前中の今出川通です。今出川通の烏丸から寺町間の南側は、御所に面しています。しかも御所が南側にあるため、木々が日差しを和らげてくれます。
そして、その今出川通と歩いたり、自転車で通ったりすると、驚くほどにヒンヤリとして、樹木の持つパワーに驚かされます。とても気持ちいいですよ。
冷たい食べ物も、メッチャ暑いからこそおいしさ倍増です。京都でアイスクリームと言えば、祇園の「きなな」さん。お店でしか食べられない「できたてきなな」は、もう衝撃的なおいしさです。
事務所の近くでは、千本笹屋町の東北角にお洒落なアイスクリーム屋さんがあります。その名も「ちべた」…いいネーミングですよね。
駄菓子屋さんでアイスを買って食べながら散歩するのもいいんじゃないでしょうか。
駄菓子屋さんの数は年々減っていますが、それでもまだ開いていらっしゃるお店もあります。スーパーなら3割引で買えますが、せっかく京都へ来たんですから、駄菓子屋さんの前でたむろしている子ども達に「だがっしゃーー」とタンカをきって颯爽と駄菓子屋に入って頂きたいものです。
鴨川の河原を通っても、感覚的な暑さにほとんど影響はないと思われますが、せせらぎの音と「鴨川を歩いている」という雰囲気で、精神的に涼しくなれるものかどうか…試してみる価値もあるでしょう。
そんなこんなで、暑いから楽しめる京都を探すのも、夏の京都ならではの楽しみ方と言えますね。
3.泊まるなら、必ず行こう…
朝散歩!
そうなんです。これも京都市民は「放射冷却現象」とかなんとか、科学的根拠を付けたがるんですが、昼は暑いが早朝は涼しい!
京都は職人の町で、朝早くから色んな光景を見ることができます。
是非早朝の京都の景色や出会いを楽しんで頂きたいです。
4.暑くてもやっぱり…
京都は自転車です!
バス停で汗をふきながらバス待ちするくらいなら、自転車で日陰を探しつつ移動するのが得策です。
暑くてこげない??
心配ご無用、最近はなんと電動自転車のレンタサイクルもあるんです!
南北の高低差が激しい市内北部ですが、電動自転車ならとてもラクに移動することができます。バスは冷房が効いていますが、もうここはずっと暑いままいってしまいましょう!
5.ベテランさんにも新鮮な…
商店街めぐり!!
観光名所を一通り巡って、新しい刺激を求めていらっしゃるビジターの皆様、商店街巡りなんていかがでしょう。
このご時世、全ての商店街が活況な訳ではありませんが、三条商店街なんかはお洒落なカフェから、人気のご飯屋さんまで、色んなお店があってとても面白いところです。
事務所の近くでも「妖怪ストリート」でテレビにも取り上げられている一条商店街などがあります。
やはり目的地へ一直線ではなく、寄り道ができる自転車は便利ですよね。
夏の京都へ「おこしやす」
京都には、四季それぞれの魅力があります。
暑さを和らげるための打ち水なんて、全国各地でやっていらっしゃることかも知れませんが、町家の前でご婦人が打ち水をしていらっしゃる光景は京都独特の風情があり、その風情も観光の一部ではないでしょうか。
是非夏の京都にお越し頂き、楽しいひとときをお過ごしください!