今日は、昨日に引き続き、京都の桜の巡り方についてのお話し、具体的な桜の名所のご紹介です。
<ポイント>
・特にありません。
1.桜と世界遺産を一緒に観光
京都市内中心部にある世界遺産ではどこへ行っても桜はありますし、桜と世界遺産を一緒に見て回ることができます。
中でも二条城と清水寺は桜の本数も多く、夜間にも拝観することができます。
清水寺からは、ぶらぶら歩いて円山公園に抜けることができますね。
二条城はバスのアクセスが良いポイントなので、そこから金閣寺方面に動くには便利です。二条城から哲学の道を目指すなら、私なら自転車を使います。
醍醐寺も桜が有名です。地下鉄もあるので交通の便は悪くありませんが、中心部からは外れた処にありますので、たくさん見て回りたいなら清水寺なんかの方が便利かも知れません。
仁和寺も桜で有名です。仁和寺は割とアクセスしづらい処です。京都駅から最も早く移動できるのは、恐らくJR山陰線で花園駅まで行って、そこからタクシーを使うルートではないかと思います。仁和寺からは、徒歩で龍安寺へ移動できます。ただし、1キロ弱は歩くと思います。
龍安寺まで行ってしまえば金閣寺も近づいてきます。2キロ弱くらいなので、歩けない距離ではないですが、道沿いに特段見るものはありません。
仁和寺、龍安寺、金閣寺あたりでは、西大路通に面した平野神社も桜が有名です。夜にはミニコンサートもあったり、桜園のような中で露店が出されたりと、いい雰囲気になります。ちなみに、平野神社は普段は駐車場は無料なんですが、この時期は有料になります。
2.京都御所の一般公開
平成24年の京都御所春の一般公開は、4月4日(水)から4月8日(日)までの五日間、9時開門、15時30分閉門で入場することができます。
京都は最近暖かい日が続いていますので、週末ドンピシャリで見頃になるかは微妙ですが、時期が合うなら狙う価値ありです。
京都御所の北側、つまり京都御苑の北西に「近衛邸跡」がありますが、その付近は絶好の桜スポットです。公園もあるのでファミリーにもばっちりですね。
ちなみに、『御所』というのは、京都御苑内の史跡であって、今出川から丸太町にかけての大きな区画は「京都御苑」と呼ばれています。
京都御苑内は各所に桜が咲いています。
3.花を極める穴場『植物園』
地元京都人でも案外足を運ばないのが植物園。4月7日(土)~15日(日)の21時まで、夜間入園が可能です(最終入園20時)。地下鉄北山駅からすぐですし、北大路通より北にある植物園は清水寺や丸山公園に比べ、多少開花が遅い気がします(私見)。14日15日と言えば、通常見頃は終わっている頃ですが、植物園ならまだ間に合うかも知れません。
4.何気なく桜を楽しむ
鴨川の両岸に咲く桜の美しいこと。出町柳から眺める鴨川は、南も北も桜に包まれ華やかです。そんな鴨川では、学生が宴会をしていたり、カップルが寄り添っていたり、老夫婦が語り合っていたり。とてもドラマチックな空間になります。「世界遺産」や「観光」にこだわらず、のんびり京都を歩いてみるのも悪くありません。寝ころんでる私を見かけたらお気軽に声をかけてくださいまし。
5.まとめ
今日は、桜の名所で地元人としておすすめできる処を挙げてみました。読み返してみれば無難なチョイスになってますが、どこもいい処です。
ご参考になれば幸いです。