今日は、士業者と呼ばれる『○○事務所』系の皆さんが、自分のサイトにブログを掲載することについての検討です。
今日は、雑記につきポイントはありません。
1.みやこ事務所ホームページのアクセス数と検索順位
マイホームページのアクセス数ですが、平均して一日100人くらい(平成29年3月現在は1日平均800人くらい)のアクセスがあります。これが多いのか少ないのか、私にはさっぱりわかりませんが、アクセス数は別にして、営業ツールとして効果的に機能していないことは確実です。一方、ブログ記事の質にはそれなりの自信がありますので、世の中のお役に立てているとも認識しています。
ホームページを持つと、SEO対策を行うことが必須の時代になっていますが、私は、わかっていつつもSEO対策をほとんどしていません。時間がないから、と言う理由なんですが、ブログ書くヒマがあればSEO対策やろうよ、って自分で思いつつも気が進まず現在に至っています。
もちろん、会社設立も、許認可も、ホームページ経由でご依頼頂くことがあります。けれど、皆様声をそろえて「かなり検索しました」とおっしゃいます。色々と検索して頂くと、ひょっこり検索結果に表示されるようですが、基本的に、キーワード対策はしていないので、このホームページはほとんどブログと化している状態です。
ところで、そんなホームページでも、「行政書士 京都」で検索すると、一時期は20位台に載ってたんですが、なんと、今は160位です。
2.アクセスが増え、順位が下がる現象
いきなり順位が大きく下がったんですが、これには理由があるはずです。グーグル先生に直接聞くことはできないのですが、恐らくペナルティ的な要素があったのかとなと思っています。
このブログの人気記事は、行政書士業務とは全く関係のないハードディスクの修復体験記や、タブレットの使用感レポートです。また、京都の婚活記事も相当なアクセスを取りましたし、京都水族館の記事は本家のサイトを追い抜いて最上位に表示されてしまったこともありました。さらに、観光に関する記事もかなりの人気です。
私は京都に住む行政書士で、Wordpressを使ってサイトを構築しています。なので、京都のこと、パソコンのことをブログ記事にするのはごく自然なことで、グーグル先生に誉められこそすれ、ペナルティを課されるようないわれはありません。
3.許容範囲
とはいえ、順位が落ちたのはここ最近のことです。私としては人が決めた順位をどうこうするつもりもないので、記事を書き続けるだけなんですが、googleのツールには、特定のページだけ順位を落とすと言う機能が用意されています。行政書士ブログの一番人気記事が「ハードディスクの修復」っていうのもどうだかな~と思いますので、この記事については順位を落としたい気もしています。
マイサイトにブログを書くなら、業務範囲のことを書かないと順位が下がるって訳ではなく、私の場合、業務外の記事へのアクセス比率が高いために「わざとやってるんちゃうん?」と認識されたのではないかと思います。なので、業務外のことを書くなら、アクセスが集中しないような、差し障りのない話題を書いておけば問題ないのではないかと思います(私見)。
4.外部ブログを持つことのメリットとデメリット
アメブロなど、外部にブログを持つことはいくつかのメリットがあるでしょう。まず、リンクを貼る訳ですから被リンクが増えますし、私のようにマイサイト本体がペナルティを受けることもありません。ブログ同士のリンクを貼ったりすることで、ソーシャルと同様の効果も期待できます。
しかし、私は外部にブログを作ろうと言う気はありませんでした。その理由は二つ。宣伝が入ること、そして、自分が外部リンクをクリックして見に行く人間ではないことです。
外部ブログを持つデメリットは直接的にはありませんが、サイトへの誘導という観点からはマイサイトにブログをくっつける方がはるかに効果的であることは間違いありません。
5.まとめ
士業者がマイサイト内に設置しているブログを書く際は、キーワードやサイト趣旨から離れた記事については、アクセスが殺到しないよう、気をつけられるとよいのではないかと思います。
ご参考になれば。
平成29年3月追記
この記事を出稿したのは今から5年ほど前のことです。順位が落ちたのは、今から振り返れば、グーグル先生の気まぐれだったのかなと思います。本稿に書いているペナルティに対する憶測は、理解が間違っていたと思えます。
このホームページは「行政書士 京都」ではいまだに順位は低いと思いますが、そんなことはどうでもいいのです。必要とされている情報を丁寧に分かりやすく伝える。ウェブの面白さと素晴らしさは、これに尽きると言えるでしょう。