今日、公証人役場へ行ったら、事務局の方から、定款電子認証のスケジュールについて説明がありました。
本日は、電子公証の新システムに関するお話しです。
来年1月10日のシステム運用開始まで、残り一ヶ月とちょっとになり、新システム用ソフトのテスト運用も始まっています。
供託と成年後見のオンラインシステムは、現在では、行政書士の関与はありませんが、定款認証を含む電子公証は行政書士が深く関わる分野であり、既に新システムに向けた準備なさっている方々もいらっしゃることでしょう。
現在のシステムでは、サイトにアクセスしてJAVAのアプレットが開いて…と手間がかかり、安定性の面からも少し不安がありました。新しいソフトなら、電子署名も送信前に、ネットから切断された状態で行うことができますし、ブラウザではなくクライアント側のPC内で操作できるので、気分的に安心ですよね。
今回の新システム導入は、新年早々の1月10日から始まります。1月の4日~6日までは現行のシステムで運用するわけで、6日に定款を送信して10日に署名…とかいうことになると、できはしても、予期せぬトラブルに見舞われないだろうかと不安になります。
その当たりをふまえ、年末年始のスケジュールと見通しについて説明を受けました。
誰もが万全を期して備えているけれど、コンピュータのことなので予期せぬトラブルは起こりえるもの。守るべきは依頼者様の利益という第一原則を守って慎重に執務していく必要がありますね。