京都の「道」について思うこと

 今日は午後から打合せで滋賀へ行ってきました。場所は、大津市北部にある堅田方面です。

 京都市内から堅田や湖北を目指す場合、どの道を通っていくか、ということを考えます。事務所は京都市上京区にありますので、蹴上から三条通を抜けて湖西道路に出てそのまま北上する、と言うルートがあります。他には、山中越えから湖西道路に入るルート、そして大原から途中トンネルを抜けて堅田へ下りていくルート。この三つのルートのうち、どこを通れば目的地に早く到達できるか、これはビジネスやレジャーを問わずいつも考え、また運転者間でも話題になります。
 結局、曜日と時間によって、どのルートが一番早いかは変わってくることになるんですが、今回、私は大原を抜けて堅田へ入りました。

 そして、大原付近の道の悪いこと!

 そこで、今日は、京都の「道」についてのお話しです。

 京都は四季を通して観光客の絶えない町ですが、とりわけ桜と紅葉の時期は混雑を極めます。
 私は、京都市民として、観光客の方々には、楽しい思い出を作って頂きたいし、何度も遊びに来て頂きたいと思います。

 ところが、京都は何故か桜と紅葉の季節に道路工事を激しく行っている印象があり、毎年、「なんでこの時期に??」と思ってしまうのです。
 市内から大原へ向かう国道367号線は、大原への唯一のルートで、シーズンは交通量が増えるものの、信号は少なく快適なドライブルートです。
 しかし、今日は…

「サファリかいっ!」

 と思うような凸凹道。ガスか水道工事をしたんでしょうが、これから観光シーズンなのにこれはちょっとひどいんじゃない?と言う気がしました。

 秋は剪定作業をやったりとか、まぁ仕方ない理由もありますが、普通の道路工事とか、「もうちょっと早めにやればいいのに」というのが結構あります。
 御所北側を走る今出川通は、同志社大学に挟まれて早朝から作業しても迷惑にはならないと思われますし、予算を使い切るために、桜のシーズン、3月末に慌てて工事をするくらいなら、多少予算を食っても早朝深夜の作業を行い、スムーズな移動ができるよう配慮してもいいのではないかと思います。

 ちなみに、途中トンネルは無料化されていますね。トンネルができても下の集落を通る車が絶えず、きっと迷惑なさっていらっしゃったことと思われます。
 ただ、無料化になった標識は特に見あたらず、普通に走っていると北側、南側、いずれの側からも料金所が取り壊されたことは見えません。今日も帰りに集落を抜けようとする車がありました。
 国道367号線は、サファリのようなデコボコ道ではあるものの、無料で快適に朽木や堅田まで抜けられるようになっていますので、ご存じない方は集落をとおらず途中トンネルをご利用なさってくださいね。