インターネットによる行政相談

今日は、インターネットによる行政相談についてのご案内です。

私は、行政書士で生きておりますので「行政」さんには、色々とお世話になっている人間です。

ところで、「行政相談」と言う言葉を目や耳にすることがありますが、この言葉の意味、お分かりになるでしょうか?

私自身、何を相談していいのやらさっぱり分かりません。行政書士も一時「法律相談」なるタイトルで無料相談を実施したけれど、早速弁護士会からお咎めがきて、現在は使っていない…というエピソードを聞いたことがあります。それ以降、行政書士は「市民無料相談」と銘打っているわけですが、まぁ、これですと嫁姑もグチも持って行けそうにも読めますので、私自身は「ナイスなネーミング」と思っています。

さて、この「行政相談」は、行政手続に相談という意味もあるでしょうが、行政の対応についての相談という意味もあります。

イメージ言えば、相談者付き「目安箱」と言えるでしょう。目安箱は箱に入れておくだけですが、「相談」ですので、相手がちゃんと対応してくださいます。

具体的には、行政に関する苦情や要望を受け付けており、これは、主に行政評価事務所と呼ばれる国の機関が行っているのですが、インターネットでも受け付けています。

所管は総務省で、総務省のウェブサイト内にあるのですが、あまりアクセスしてほしくないのか?かなり分かりづらい場所に置かれており、サイト内リンクも非常に少ないので、ここに貼り付けておきます。

http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/hyouka/soudan.html

これは、消費者センターとは違い、行政に対する苦情や要望を受け付けるのが主な相談内容となっていますが、「どこに相談していいかわからない」という場合も、適切な相談先を紹介してくれます。

なお、相談先がお分かりにならない場合は、当職からもご案内させて頂きますので、上のフリーダイヤルまでお気軽にご連絡下さいませ。