調べ物で他の先生方のブログを読みますが、正直読みづらい。
今日は、アクセスアップに直結するライティングとマークアップのポイントを検討します。
- 「読みやすさ>SEO」と心得るべし。
- 書きたい結論から文章を組み立てるべし。
- 引用元を明示すべし。
- 見出しを活用すべし。
- 画像のサイズは縮小すべし。
ブログで技術的なSEOを考える必要はない。
士業者のブログというのは、原則として専門性を活かした内容を記載することで、検索してページにアクセスされる皆様の要請に応えるために書くべきです。
もちろん、ランチについて書くのは悪いことではありません。究極のカレー好きであることを披露すれば、カレー好きの依頼者が現れる可能性は、ゼロではない。しかし、だからといってカレーについて毎日書くのであれば、カレー専用ブログを作るか、料理研究家に転向すべきだと私は思います。
多くの人が、専門的な情報を求めて検索窓に疑問を打ち込んで答えを探しています。それに対して、分かりやすく答えることこそ、専門資格者に求められている姿勢ではないでしょうか。
読みやすい記事は理解がしやすいものです。そして、理解しやすい記事は自然とアクセスが増えてきます。不思議なことに、検索エンジンとはそういう仕組みになっているのです。
ですので、ブログ記事を書く際に、無駄にSEOを考える必要はありません。その記事をもって、どんな疑問を持っている人にどう答えを伝えるのか。それを意識しながら書くことが、結果として最良のSEOとなる。是非この視点をお持ちください。
結論から文章を組み立てる
結論が見えない文章と最初に結論があってそれを解説している文章、どちらが読みやすいと思われますか?
私は後者です。つらつらと解説ばかり書いてあるページは、結局何が言いたいのか分からないといった印象を受けますし、何より、明確な答えを提供していることになりません。
ブログ記事を書く際に「何を書こうか」と考えていては、良い記事をかけません。
「こういう問いについて答えを探している人に、こういう結論を提供しよう」
これを出発点として文章を作っていけば、その文章は自ずと読みやすく、伝わりやすいものになるでしょう。
引用元を明示する
法律系のブログでは、根拠法の明示は欠かせません。それを引用という形で掲載しておくと、閲覧者の利便性を高め、しかも文字数が増えるという副次的効果があります。
引用する場合、引用部分を<blockquote></blockquote>【カッコは半角に変換してください】で囲むのがルールになりますので、忘れず囲むようにしておきましょう。
見出しを活用する
ブログ記事における見出しの活用は非常に大切です。それは、以後のブロックの主題は何なのかを示唆する効果があるからです。
また、見出しは区切り線の効果もあるため、内容も、見た目もメリハリをつけてくれます。
しかし、この見出しを活用されているブログは驚くほど少ないというのが実感です。
見出しをつくれば内容も肉付けされていき、しっかりとした文章になっていきますので、是非見出しを活用してライティングしましょう。
見出しで使うのはh2とh3タグで十分です。h2だけでもいいので、一度使ってみてください。きっと見た目も内容も変わると思います。
画像を縮小する
画像を使う場合、できるだけサイズを縮小させるようにしましょう。
jpegファイルやpngファイルのサイズ縮小には「compressor.io」というサービスが便利ですので、検索してみてください。オンラインで画像縮小ができます。
特にpngファイルは縮小によってファイルサイズを半減できますので、やっておくにこしたことはありません。
画像圧縮については、Googleは減点法で捉えているように思います。つまり、小さな小さなファイルであったとしても、圧縮していなければ「画像の圧縮をしていない」として、スピードテストの減点要素となります。
5つのポイントで必ずアクセスは増えます
疑問を想定して作成されたコンテンツは、読みやすく、答えを提供していることになるので、シェアされる可能性も高まります。その結果、アクセスは増えていきます。
もちろん、それが即座に営業や集客に効果を持つわけではありません。しかし、長期的に見れば、優良なコンテンツはドメインの価値を高め、広く認知されることによって様々な形で社会の役に立つことになります。
私も、ホームページを通じて新聞社からインタビューをされたり、テレビ局から取材の申込を受けたりしています。
集客や営業と言った視点だけでなく、インターネットインフラへの貢献という大きな視座からホームページを考えると、新しい出会いが待っているかもしれません。そのためにも、上記でご紹介した5つのTipsを、是非お試しくださいませ。